リノベーションと建て替えはどっちが得?費用・工期・メリットを徹底比較

リノベーションと建て替えの違いを費用・工期・自由度・耐震性など7つの観点で比較。あなたの状況に合った選択がわかるチェックリストも紹介します。

リノベーションと建て替えはどっちが得?費用・工期・メリットを徹底比較

この記事でわかること(最短回答)

費用重視ならリノベーション、自由度重視なら建て替えがおすすめです。 リノベは500〜2,000万円、建て替えは1,500〜3,500万円(解体費含む)が目安。ただし構造体の状態が悪い場合はリノベしても長持ちしないため、建て替えの方が結果的に得になるケースもあります。※PR含む


7つの観点で徹底比較

比較項目リノベーション建て替え
費用500〜2,000万円1,500〜3,500万円(解体費含む)
工期2〜5ヶ月4〜8ヶ月
自由度構造体の制約あり自由自在
耐震性補強で向上(限界あり)最新基準に完全対応
仮住まい不要なことも必要
固定資産税ほぼ変わらない新築扱いで一時的に上がる
資産価値建物の評価は上がりにくい新築として評価される
再建築不可可能不可

費用の詳細比較

リノベーションの費用内訳

項目費用目安
設計費50〜150万円
解体(内装のみ)50〜100万円
構造補強(耐震・基礎)100〜300万円
内装・設備300〜1,000万円
外装(屋根・外壁)100〜300万円
合計500〜2,000万円

建て替えの費用内訳

項目費用目安
既存建物の解体100〜300万円
設計費100〜200万円
建築費1,200〜2,500万円
外構工事50〜200万円
仮住まい費用30〜60万円
引っ越し費用(2回分)20〜40万円
合計1,500〜3,500万円

30年スパンで考えると

初期費用だけでなく、30年間のトータルコストで比較することが重要です。

リノベーション建て替え
初期費用1,500万円(仮)2,500万円(仮)
15年目のメンテ200〜300万円100〜200万円
30年後の状態再度リノベか建替えが必要まだ住み続けられる
30年間の合計1,700〜1,800万円2,600〜2,700万円

建て替えの方がトータルでは高いですが、30年後の建物の状態を考えると一概にリノベが得とは言えません。


リノベーションが向いているケース

以下に該当する方はリノベーションがおすすめです。

チェックリスト

  • ☑ 予算を1,500万円以内に抑えたい
  • ☑ 構造体(柱・梁・基礎)が健全
  • ☑ 築30年以内(新耐震基準の建物)
  • ☑ 間取りの大幅変更は不要
  • ☑ 思い入れのある家を残したい
  • ☑ 再建築不可物件である
  • ☑ 仮住まいを避けたい
  • ☑ 工期を短くしたい

再建築不可物件は「リノベ一択」

接道義務を満たしていない再建築不可物件は、建て替えができません。この場合はリノベーションが唯一の選択肢です。


建て替えが向いているケース

以下に該当する方は建て替えがおすすめです。

チェックリスト

  • ☑ 構造体の劣化が激しい
  • ☑ シロアリ被害が広範囲
  • ☑ 基礎にひび割れがある
  • ☑ 旧耐震基準(1981年以前)で耐震補強が困難
  • ☑ 間取りを大幅に変えたい(2階建て→平屋など)
  • ☑ 最新の断熱性能・耐震性能が欲しい
  • ☑ あと30年以上住み続ける予定
  • ☑ 予算に余裕がある

専門家の判断が必要なケース

以下のケースでは、建築士やリノベーション会社に相談してから判断してください。

ケース理由
築40年以上構造体の状態を専門家に診断してもらう必要あり
基礎の状態が不明基礎の健全性がリノベの可否を左右
地盤に問題がある建て替えでも地盤改良が必要
増築を伴う建築確認申請の要否で対応が変わる

おすすめの相談先

リノベーションと建て替えのどちらが良いか迷ったら、まずはリノベーション会社に相談して建物の状態を診てもらいましょう。

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まとめ

リノベーションか建て替えかの判断は「構造体の状態」「予算」「住み続ける期間」の3つで決まります。

この記事のポイント

  • リノベは500〜2,000万円、建て替えは1,500〜3,500万円が目安
  • 構造体が健全ならリノベ、劣化が激しいなら建て替え
  • 再建築不可物件はリノベ一択
  • 30年スパンのトータルコストで比較する
  • 迷ったら建築士に建物の状態を診断してもらう

戸建てのリノベ費用について詳しくは、戸建てリノベーション費用ガイドをご覧ください。

築古物件のリノベのメリットは、築古リノベのメリットガイドをご覧ください。


よくある質問(FAQ)

Q. リノベーションと建て替え、住宅ローンの扱いは違う?

A. 建て替えは通常の住宅ローンが使えます。リノベーションの場合は「リフォームローン」または物件購入と合わせた「一体型住宅ローン」を利用します。一体型の方が金利は低いです。

Q. 建て替えの方が補助金は多い?

A. 一概には言えません。リノベーションでも省エネ改修や耐震補強には補助金が出ます。建て替えではZEH(ゼロエネルギーハウス)補助金などが利用できます。どちらも制度を活用すれば100〜400万円程度の補助が期待できます。

Q. 二世帯住宅にするにはどちらが良い?

A. 完全分離型の二世帯住宅にする場合は建て替えがおすすめです。リノベーションでも部分共有型であれば対応可能ですが、水回りの増設や構造変更が大規模になるため費用が建て替えに近づくケースもあります。

Q. 建物が古くてもリノベーションできる?

A. 構造体が健全であれば築50年以上でも可能です。ただし、シロアリ被害が広範囲だったり、基礎の劣化が著しい場合はリノベーションしても長持ちしません。建築士による耐震診断を受けた上で判断してください。

Q. 建て替え中の仮住まい費用はどのくらい?

A. 家族4人の場合、仮住まいの家賃が月8〜12万円、工期4〜8ヶ月で合計32〜96万円。引っ越し費用が往復で20〜40万円。合計で50〜130万円程度を見込んでください。

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訳あり物件ナビ編集部
訳あり物件・事故物件・借地権・空き家の売却に関する情報を中立的な立場で調査・執筆しています。 掲載情報は公開時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。