事故物件の特殊清掃費用はいくら?相場と誰が負担するかを徹底解説【2026年】

事故物件の特殊清掃にかかる費用を間取り別に解説。ワンルームで5〜15万円、状況によっては数十万〜100万円超に。費用の負担者(相続人・連帯保証人)や、清掃せず売却する選択肢もわかりやすく紹介します。

事故物件の特殊清掃費用はいくら?相場と誰が負担するかを徹底解説【2026年】

この記事でわかること(最短回答)

事故物件の特殊清掃費用は、ワンルームで5〜15万円、状況が深刻だと数十万〜100万円超になります。 費用は発見までの経過時間や汚損の範囲で大きく変わります。

原則として費用を負担するのは相続人ですが、賃貸物件では連帯保証人が請求されるケースもあります。清掃せずに現状のまま売却する選択肢もあります。


特殊清掃とは

特殊清掃とは、孤独死・自殺・事件などで生じた汚れや臭いを、専門の業者が原状回復する清掃のことです。通常のハウスクリーニングでは対応できない、体液の除去・消臭・害虫駆除などを行います。

通常の清掃特殊清掃
掃除機・拭き掃除体液・血液の除去
一般的な消臭オゾン脱臭・薬剤消臭
害虫・害獣の駆除
汚損した床材・壁紙の撤去

放置すると臭いが建物全体に染み付き、建材の交換が必要になるため、早めの対応が費用を抑えるカギになります。


特殊清掃費用の相場

間取り別の費用目安

費用は部屋の広さと作業内容によって変わります。

間取り費用の目安
ワンルーム・1K5〜15万円
1DK〜2DK10〜25万円
2LDK〜3LDK20〜50万円
一戸建て30〜100万円以上

作業内容別の費用

特殊清掃は、複数の作業を組み合わせて見積もられます。

作業項目費用の目安
体液・血液の除去3〜10万円
オゾン脱臭・消臭3〜10万円
害虫駆除1〜5万円
汚物の撤去・運搬3〜10万円
床材・壁紙の張り替え数万〜数十万円
遺品整理(オプション)5〜30万円

発見までの時間が長いほど汚損や臭いがひどくなり、床下や建材まで被害が及んで費用が跳ね上がります。


特殊清掃費用は誰が負担する?

「自分が払わなければいけないのか?」は多くの方が不安に思う点です。状況別に整理します。

ケース主な負担者
持ち家で親族が亡くなった相続人(相続放棄すれば原則負担なし)
賃貸物件で借主が亡くなった借主の相続人、連帯保証人
賃貸の大家側原状回復を超える部分は大家負担になることも

相続放棄した場合

相続放棄をすれば、原則として特殊清掃費用を負担する義務はなくなります。ただし、相続放棄しても引き継ぐまでは管理責任が残る点に注意が必要です。

詳しくは空き家の相続放棄のメリット・デメリットをご覧ください。

賃貸の連帯保証人

賃貸物件で借主が亡くなり相続人がいない場合、連帯保証人が特殊清掃費用や原状回復費用を請求されることがあります。


特殊清掃費用を抑える方法

方法①:複数業者から相見積もりを取る

特殊清掃の費用は業者によって大きく差が出ます。必ず2〜3社から見積もりを取り、作業範囲と金額を比較してください。「一式」だけの不透明な見積もりは避け、項目ごとの内訳を確認しましょう。

方法②:早めに依頼する

放置するほど汚損と臭いが広がり、建材の交換まで必要になって費用が膨らみます。発見後はできるだけ早く依頼するのが結果的に安く済みます。

方法③:清掃せず「現状のまま」売却する

意外と知られていませんが、特殊清掃をせずに、汚損が残ったまま売却するという選択肢があります。 訳あり物件専門の買取業者なら、特殊清掃が必要な状態のままでも買い取ってくれます。

この方法なら、高額な清掃費用を立て替える必要がなく、清掃と売却の手間を一度に解消できます。


特殊清掃してから売る vs そのまま売る

清掃してから売るそのまま売る
清掃費用自分で立て替え(数十万円〜)不要
手間業者選び・清掃の手配が必要査定依頼だけ
売却価格やや高くなる可能性清掃費分が差し引かれる
向いているケース余裕を持って高く売りたい費用をかけず早く手放したい

費用を立て替えたくない・早く手放したい方は、清掃せずそのまま買取業者へ相談するのがおすすめです。


おすすめの相談先

特殊清掃が必要な事故物件を、清掃せず手間なく手放したい方は、訳あり物件専門の買取業者への相談がおすすめです。

訳あり物件買取センター

特殊清掃が必要な状態のままでも現状買い取りに対応。高額な清掃費用を立て替えずに手放したい方に最適です。

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まとめ

事故物件の特殊清掃費用はワンルームで5〜15万円、状況次第で100万円を超えることもあります。原則は相続人が負担しますが、清掃せず現状のまま売却する方法もあります。

この記事のポイント

  • 特殊清掃費用はワンルームで5〜15万円、一戸建てで100万円超になることも
  • 発見までの時間が長いほど費用が高くなる
  • 原則は相続人が負担。相続放棄すれば負担を避けられる
  • 賃貸では連帯保証人が請求されるケースもある
  • 清掃せず現状のまま売却すれば、費用の立て替えと手間を一度に解消できる

事故物件の売却方法について詳しくは、事故物件の売却方法ガイドをご覧ください。

事故物件の買取相場については、事故物件の買取相場ガイドをご覧ください。

孤独死があった物件の売却については、孤独死があった物件は売れる?をご覧ください。


よくある質問(FAQ)

Q. 事故物件の特殊清掃費用はいくらくらい?

A. ワンルームで5〜15万円が目安です。間取りが広い場合や発見まで時間が経っている場合は数十万〜100万円を超えることもあります。床材や建材の交換が必要になると費用が大きく膨らみます。

Q. 特殊清掃費用は誰が払う?

A. 持ち家の場合は原則として相続人が負担します。賃貸で借主が亡くなった場合は、借主の相続人や連帯保証人が請求されることがあります。相続放棄をすれば原則として負担義務はなくなります。

Q. 特殊清掃をせずに事故物件を売れる?

A. 売れます。訳あり物件専門の買取業者なら、特殊清掃が必要な状態のままでも買い取ってくれます。高額な清掃費用を立て替えずに手放せるため、費用をかけたくない方におすすめです。

Q. 特殊清掃費用を安くする方法は?

A. 2〜3社から相見積もりを取り、項目ごとの内訳を比較してください。また、放置すると汚損が広がり費用が膨らむため、発見後はできるだけ早く依頼するのが結果的に安く済みます。

Q. 賃貸の連帯保証人は特殊清掃費用を払う必要がある?

A. 借主に相続人がいない、または相続人が支払えない場合、連帯保証人が特殊清掃費用や原状回復費用を請求されることがあります。契約内容を確認し、不明な点は専門家に相談してください。

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訳あり物件ナビ編集部
訳あり物件・事故物件・借地権・空き家の売却に関する情報を中立的な立場で調査・執筆しています。 掲載情報は公開時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。